【ツアーNo.6】街の象徴 おがみ山

名瀬の街と海を一望できる「おがみ山」は、昭和天皇が登られるなど、この街の数々の歴史的舞台となった象徴的な山。古くから島民の聖林、信仰の対象として親しまれてきました。

 

その山頂は「おがみ山公園」として整備され、山に囲まれた名瀬の街と名瀬湾を一望できるほか、昭和2年の昭和天皇行幸を記念した行幸広場や、昭和28年の奄美群島日本復帰を記念した復帰記念広場があります。昨年(平成28年)秋から地元の若手により、「おがみや祭り」が開催され、おがみ山に新たな歴史を刻んでいます。

  

★拝山か御神山かおがみ山か

 

おがみ山の漢字表記には、拝山と書くものと、御神山と書くものの二つがあり、拝山という表記は、元禄初年以前の「琉球入記」から見られ、御神山という表記は大正中期頃から、とのこと。

 

市がおがみ山の公園化を計画した際、どちらの表記にするか論争が起き、旧名瀬市議会でも議論され、ひらがな表記の「おがみ山」に妥協点を見いだすことで落ち着いたそうです。

 

街の象徴、おがみ山。

 

山頂からは名瀬一体が見下ろせます。写真はあえて載せません。

 

これを機会に登ってみませんか?

 

★おがみ山公園

住所 鹿児島県奄美市名瀬永田町15

駐車場 なし

お手洗い 有



まちのリゾート奄美大島

南国・奄美大島の中心市街地「名瀬末広町」のまち案内です。 徒歩5分以内で楽しめる魅力を発信しています。